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意外な接点

いよいよ始まるツールドフランスの直前にSnoop Doggがランスに宛てたビデオメッセージ。
”自転車貸せよ”だの”トリックプレイヤってよ”だの”speedoのスイムスーツはどない?”などの無理難題言いつつも彼なりのツールドフランスを盛り上げてくれよ、という表現かと。
snoopはESPNでコメンタリーで出演する事もあるスポーツ好きのセレブリティの一人として有名。

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ORITOの事〜その1〜

ORITOの事。

ORITOさんとの数々の思い出はどうしても書き綴って行かなければならない。たとえ時間がかかっても覚えている事はブログをスタートする以上、残して行かなければならないと思っている。

皆さん、ORITOというシンガーはご存知か?

恐らく日本人として最高峰のR&B・ソウルシンガーとして今後も長く語り継がれて行くであろうレジェンドアーティスト。

経歴を書こうとするとこれが少し悩んでしまうのだ。

オフィシャル的なストーリとしては90年代初頭に単身、ソウルの都、メンフィスに乗り込み、HIサウンドの立役者、ウィリーミッチェルに認められ、現地の彼の元でレコーディング。95年にビクターより全世界デビューを果たす というセンセーショナルなもの。

しかし現実的には長く壮絶な孤独な戦いの果てのデビューだった。真実のストーリーは又、紹介したいと思う。

その衝撃のデビュー以降もビクターよりセカンドアルバム、サードアルバムと順当に作品をリリースし続ける。しかしビクターの時代は決してセールスに恵まれた訳ではなかった。

日本の音楽シーンにR&Bという言葉が根付く前にR&BシンガーのAttitudeを示す事の出来たシンガーであったと思う。日本語のリリックとソウルフルな歌い回しを探求しつづけ、一つのジャパンソウルの方向性を位置づけた先駆者であったのは間違いない。時代が彼に追いついていなかっただけだ。

僕が彼と出会うのは彼が亡くなる2年前。

当然、彼のセンセーショナルなデビューは知っていた。
しかし実はそれまでにちゃんと彼の歌を聞いてはいなかった。
唯一聞いてたのはBand Of PlesureとやったIsleysのカヴァー、For The Love Of You.。
日本人離れした甘いシルキーなシンガーだな、という印象があった。

出会ってから彼といろいろと話をしていると、昔、僕がコーラスバンドを一緒にやっていた仲間、Jun bayとFunky-TがORITOのバックシンガーを歴任していたり(経緯はSuga Pimps ブログ http://sugapimps.exblog.jp/12216611/ )、たまたま通っていた道玄坂の焼き鳥屋、モリゲンのマスターが初代のORITOのマネジャーであったりと。いやー、なんか奇遇だねぇ と一気に距離が身近になった。

その彼に呼ばれて行った大塚でのライブ。
初めて見る彼のライブは現地、本場のソウルショーそのもの。ソウルマナーも美しきそれはそれは素晴らしいライブだった。

殆ど知らない彼の新曲の数々は初めて聞くとは思えない懐かしいメロディ、そして情景が目に浮かぶ程、言葉が心に入って来た。

そしてライブのラストは”感謝の歌”。初めて聞いた曲で自然と涙があふれる経験は後にも先にもこの時の一度きりだ。(感謝の歌ではその後も何度も何度も涙を流したものだが。)

その夜、ライブが終わって彼と話をした事を僕はよく覚えている。

“ORITOさん、なにから手をつければよいかまだ途方にくれるのだけど”感謝の歌”は世の中に出さなければならない。僕がどんだけお手伝い出来るか分からないけどORITOさんとの偶然の出会いはそういう事なのだとなんか感じるんです。”

この会話が僕とORITOのラストアルバムに向けてのスタート。
ORITOのアーティスト人生の最終章の始まりだった。

続く

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